このサイトは、とある1人の子供が4歳から5歳にかけて作ってきた作品の一部を販売する「ECサイト」です。アートにおいて「表現」や「コンセプト」以外にも「値段」は欠かせない要素です。もし5歳児がアーティストを名乗り、自分の作品の「値段」を決めると、どんな世界観になるのでしょうか。
ここでは実際に5歳児自身に「作品名・コメント・値段」を全て決めてもらいました。それ故に日本円では支払うことのできない「19千億円」などの単位も生まれてしまいました。作品は全て販売していますが、払えない値段のものは、支払いが不可能なため実際に購入をすることはできません。他にも数兆円など現実的には買えない値段もありますが、実際に販売はしております。
「息子シリーズ」は佐藤ねじの個人プロジェクトです。子供が生まれてから毎年、その年齢に合わせて、何か作品を制作しています。ルールとして、企画とデザインは佐藤ねじが作るものの、アウトプットの核となる部分は子供が生み出したもので構成すること。ホームビデオ的な要素と、社会的なメッセージを組み合わせるなど、その年ごとの「取れ高」に応じて、作っています。